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会社への報告

会社への報告も、なかなか悩ましいところです。怒られやしないか。強烈な引き留めに合わないか。逆にすぐ辞めろとならないか。そもそも誰から話すか。いつの退職日とするかなどなど、考える点は尽きません。40代管理職の僕がどのように報告したか、体験を記します。

  1. 結論 ~ちゃんと理解してもらった~
    • その時の僕と部署の状況
    • 誰から報告したか
    • 退職理由を報告したか
    • 退職希望時期をどのように報告したか
    • 結果、会社の反応はどうであったか

1結論

1.1その時の僕と部署の状況

退職を切り出す当時の僕の状況を以下に記します。

・僕

・44歳

・既婚、子が二人(0歳、2歳)

・6人ほどの課の課長職

・家は賃貸

・会社

 ・業績は良いが人手不足

 ・まあまあなブラック体質で退職者は多く人手不足

 ・僕の部署も直近2年で退職者3名(もともと6~7人の部署)

 ・退職を切り出した際も、人員が厳しい状況

1.2誰から報告したか

直属の上司か、直属以外の元上司か、同僚か、いきなり人事か、などなどいろいろ選択肢はあります。一般的には直属の上司でしょうが、法的に社内規定的にどれでなければならないなどはないですし、誰もが悩むところだと思います。そもそも直属の上司との関係が良くない場合は、なおさら直属の上司への報告はしづらいところでしょう。僕の場合も、直属の上司との関係は良いとは言えず、パワハラ気味で苦手としていた上司でしたので、このような報告は、できたら避けたいところでした。ただ、かといってほかの選択肢が良いとも思えず、直属の上司への報告をしました。

1.3退職理由を報告したか

退職理由は、正直に話しました。言いにくいこともありましたが、言わなければ、退職するまでの日々にも影響する事項もあったからです。僕が伝えた退職理由は以下の点です。

・課長職がそもそも向いていなく、務まらない点

・第2子が生まれ、家庭にかける時間を増やしたい点

・企業に属さないフリーランスの働き方をしたく、今の職場ではそれができない点

1.4退職希望時期をどのように報告したか

退職は民法上退職日の2週前に申し出れば良いですし、会社の規定上も2週間でした。ただそれでは有休消化だけで終わってしまい、引継ぎも何もできないので、はたしてどれくらいが適切か、悩みました。誰もがそうだと思いますが一度退職と決めた場合、少しでも早く退職したいと思いますよね。僕だってそうでした。また、転職の場合はそもそも次の会社を決めてからの退職というケースもあると思います。その場合は次の職場の出勤開始日があるので、「もうこの日から行かなければならないので」で押し通せるかもしれません。僕の場合は、複数の業務委託先と面談はしていて内諾はもらっていましたが具体的にいつからとは話をしておらず、「まだ退職日が決まっていないので、改めて相談します。概ね1年以内には退職予定です」としていたので、退職日の縛りもありませんでした。ネットで世間的な退職までの日数を調べると、短ければその日なども見られましたが、2か月程度(引継ぎ1か月、有休消化1か月)が多かった印象です。そこで僕の場合管理職だったこともありそれよりは配慮して8月1日の申し出から4か月後(有休消化1.5か月)の11月末での退職で打診しました。

結果、会社の反応はどうであったか

1.4.結果、会社の反応はどうであったか

パワハラ気味の上司なので、逆上するかなと不安もありましたが、意外というか当たり前ですが、冷静に聞いてもらえました。言い方がきつかった点は詫びてもらえ、退職は撤回できないか、ポストオフで続けられないか、慰留もしてもらえました。ただ、家庭の事情の面と週の休暇を3~4日にしたい点などは、今の会社では実現できないとして、そこの部分で退職するしかない点は理解していただけました。ただ、退職までの期間の点で折り合わず、これはまた追って別の機会に書きますが、結果としてひと月ほどかけて何回にも及ぶ部長面談を繰り返すことになります。結論としては、オーソドックスな正攻法といった会社への報告法だったと思いますが、僕はこれで良かったと思っています。以下、良かったと思う点です。

・10年以上にわたって僕を食わせてくれた会社なので、喧嘩別れはしたくなかった

・退職延期含め引継ぎ期間が長い場合、わだかまりが残ったままだと続けるのがきつい

・「あいつはしょうもない去り方をした」などと言われたくなかった ・その時はきつくても、自分自身なるべく後悔したくなかった

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